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屋根の葺き替え
住まいを守るには、金属屋根がお勧めです
日本の四季の移り変わりによる自然環境によって、屋根は厳しい状況にさらされています。
住まいを守るために、金属屋根をお勧めしております。
瓦のチェックと修復レベル
屋根の補修が必要になるのはどのような状態でしょうか?
まずは次の部分をチェックしましょう。
1棟瓦のゆがみがないか
2瓦が割れたり、欠けたりしていないか
3瓦のずれや外れはないか
4漆喰の剥がれや崩れはないか
根の補修工事は、状態によって次のレベルがあります。
修復レベル1 |
漆喰詰め直し・瓦一部交換 (漆喰の傷みが軽度な場合) |
修復レベル2 |
棟取り直し工事 (漆喰の剥がれ・崩れが進み、棟瓦が歪んでいる場合や強度に問題がある場合) |
修復レベル3 |
屋根葺き直し工事 (瓦の下の防水紙や野地板が劣化している場合) |
修復レベル4 |
屋根葺き替え工事 (瓦と下地、双方の劣化が激しい場合) |
瓦の種類
瓦の種類は以下のものがあります。
屋根葺き替えの種類
葺き替えの種類 |
費用の目安平均的な工事日数 |
平均的な工事日数 |
日本瓦→日本瓦 |
50,000円~90,000円/坪 15,200円~27,300円/m2 一般的な大きさの住宅なら 50万円~270万円 |
約4~6日(職人4人) |
日本瓦→スレート |
40,000円~70,000円/坪 12,200円~21,300円/m2 一般的な大きさの住宅なら 40万円~210万円 |
約2~4日(職人4人) |
日本瓦→ガルバリウム鋼板 |
50,000円~80,000円/坪 15,200円~24,300円/m2 一般的な大きさの住宅なら 50 万円~240万円 |
約2~4日(職人4人) |
工法の種類
屋根のリフォームには「カバー工法(重ね葺き)」と「葺き替え工法」の2種類の工法があります。
カバー工法
既存の屋根を残したまま、上に下地処理を施し、新しい屋根材を葺く工法です。
既存屋根がカラーベストやスレートを使用している場合に適しています。
●既存の屋根材の撤去作業が不要の為、工期が短縮でき経済的にお得です。
●屋根材が2 重になるため遮熱性・防音性が向上し、屋根本来の機能を高めます。
●撤去作業によるアスベスト飛散が防止できます。
1板金の撤去
既存屋根から不要な板金を撤去し、清掃します。
2ルーフィング工事
「アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを敷設します。
既存下地が劣化している場合は、防水シートの上から野地板を増し張りします。
3屋根材の設置
防水シートの上に新しい屋根材を設置していきます。
4貫板、棟板金の設置
棟の中にある貫板を交換し、棟板金を設置します。
5コーキング処理
板金と板金の境目にコーキング処理を行い雨水の侵入を防ぎます。
6完 成
金属屋根に葺き替え
既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材を葺く工法です。
重い瓦を使用している場合、老朽化対策のほか、耐震対策としての軽い屋根へ葺き替えるお客様もいらっしゃいます。
既存の瓦を撤去したあと下地にコンパネ(12mm) を敷いて固定し、その上にルーフィングを葺き、新たに屋根材を施工します。
●重い瓦等を撤去し、屋根を軽くすることにより耐震性が向上します。
●遮熱塗装鋼板の使用により家屋への熱の進入を防ぎ、冷房負担を低減します。
1屋根瓦の撤去
既存の瓦を撤去します。
2葺き土の撤去
古い建築では屋根の下に葺き土が敷かれ、瓦を固定しています。
葺き替えの際はこの葺き土も一緒に撤去します。
3下地の状態の確認
下地の傷みや腐食の状況を確認し、修繕を行います。
4野地板の補強
既存の板に野地板を重ねて貼り、補強します。
5ルーフィング工事
野地板に防水シートを張り付け、雨水の浸入を防ぎます。
6屋根材の設置
防水シートの上に新しい屋根材を設置していきます。
7棟板金の設置
棟部分を板金加工し、シーリングを行うことで防水対策をします。
8完 成