屋根の頂上の棟瓦はゆがみなくまっすぐになっていますか？
少しでもゆがんでいた場合は要注意です。
棟がゆがんでいるのは、瓦を固定する漆喰が弱ってきているということです。
そのまま放置すると、強風や地震の際に瓦が落下するおそれがあります。

雹や強風時の飛来物によって、瓦が割れたり、欠けたりしていませんか？
割れた瓦をそのまま放置すると、他の瓦がずれたり、干渉して他の部分も破損することがあります。
破損した場所から雨水が浸入すると、防水紙や野地板を傷め、最終的には雨漏りにつながります。

地震や強風で瓦が動いて、外れたり、ずれたりしていませんか？
瓦のズレや外れは落下のおそれがあり、大変危険です。
また、その部分から雨水が浸入することになりますので、雨漏りにつながります。

瓦と瓦の隙間を埋めている漆喰が剥がれたり、崩れたりしていませんか？
漆喰が剥がれているとその部分から雨水が浸入します。
また、瓦を固定する力が弱くなり、ちょっとした風や地震で瓦がズレたり、落下したりする危険性が高まります。放置すると漆喰の中の土が流出し棟を支えられなくなります。