アスファルト溶融釜で220℃~270℃に溶融した防水工事用アスファルトを使用し、ルーフィングシート複数枚を交互に積層して防水層を作る工法。
熱工法は溶融した防水工事用アスファルトを使用します。固形物である防水工事用アスファルトを熱して現場で液状に溶融。溶融されたアスファルトは、ルーフィング類を張り付けたあと時間を経ず硬化し、防水層としての機能をすぐに発揮します。
アスファルトは熱すると液状になり、冷えると固体状になるという性質をうまく利用し、防水層を容易に作ることができます。
この工法の問題点は、溶融したアスファルトの異臭や煙を放つため近隣の環境問題に配慮する必要があります。
また溶融温度が220℃~270℃と極めて高温になるため作業員の火傷などの危険性があります。